八月二十二日 (箱根避暑旅行日記) 雨なれども風なけれバ戸を開け湖水の景色などを見る事を得るなり 不幸中の幸なり 今朝十時過同伴の文子が父小泉猛英氏静岡より来訪 始めて面会せり 同氏と午後五時頃まで語る
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五月十四日 月 午前朝倉文夫氏ノ紹介ニテ宇佐穩來彦ト云フ人工部省美術学校時代ノ洋画数点持参鑑定ヲ請ヘリ