1904（明治37） 年6月26日 Sunday


六月二十六日 半晴風立つ

午後よりこまと彬を連れて浅草見物に往き見世物場見物をやつて帰りは例の橋善、八時過帰宅。

引用の際は、クレジットを明記ください。
例）「1904/06/26　久米桂一郎日記データベース」（東京文化財研究所） https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/871526.html（閲覧日 2025-04-30）

同日の「黒田清輝日記」より
　六月二十六日　日　晴　可也風強シ　暑
　例刻ニ小西氏来診　少シモ異状ヲ認メズ　発熱ノ点如何ニモ不思議ナリ　然シ本日ハ御体温余程低シ　午後中村来リ　夜ヘ掛ケテ恤兵展覧会収入配当方法ノ相談ヲナシ意見書及明細表等ヲ製シタリ　本日午後秋辞去ニ際シ雄猫「虎」ヲ与ヘ遣ハス　此ノ猫因ヨリ秋ノ手ニ育チシ者ユヘ此頃余リ猫多クナリテウルサケレバ先ヅ之レヲ秋ニ与ヘタルナリ（六月二十六日　日　晴　可也風強シ　暑）