四月十六日 木 (吉野紀行) 僅二十銭の茶代で神さんがお礼ニ出て来るやら下女が靴をみがくやら 堺ニ行うかと云説もポツポツ雨がやつて来たのでやめニなり山内愚仙を攻撃する事ニ議決シタ 愚仙が内ニ居て仕合 一緒ニ出て西村天囚と大牟礼を尋ねたがいづれも留守 遂ニ山内ノ案内で待合如き一つの御茶屋ニ入つた 其家の名ハ網干屋と云 四時過の汽車で京都へ帰り小堀でめしを食ひ後少し散歩して中村に別れて帰つた
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五月九日 月 晴 午前八時東京駅ニ和田氏ヲ送ル 九時×十時調度及ビ御写真部ニ到リ来ル二十九日淳宮様御写真撮リノ事ヲ告グ