1905(明治38) 年2月6日 Monday


二月六日 晴 寒シ

午前は一ツ橋にて十二時半まで稽古。帰り掛けに芝区役所に立寄転学届の事問合せ後白金学校にも寄り目黒に至る。父上は今日副島伯の葬儀にて不在。よねに書面を学校に出すやうに命じて直様広尾道を帰る。通り掛に小代を尋ぬ。未だ寝て居たがモーいゝといつた。

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例)「1905/02/06 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/872601.html(閲覧日 2024-05-03)