「幸福の国」として知られるヒマラヤの王国ブータンは伝統的文化の保護継承を国是としており、自然豊かな美しい国土に点在する伝統的民家も文化的景観の重要な要素となっています。一方で、社会構造の変化や快適な居住環境への要望、耐震性能への不安など、伝統的建築をとりまく状況は徐々に厳しくなっており、建て替えなどによる古民家の消失も加速しつつあります。東京文化財研究所では、これまでに蓄積したブータンとの協力事業の成果と文化遺産保護における我が国の経験をもとに、ブータン政府が成立を目指している文化遺産基本法によって新たに保護の対象となる民家を含む歴史的建造物全般について、文化遺産としての適切な保存と自立的かつ持続的な活用を推進することができるように、ブータン内務省文化国語振興局(DCDD)に協力し、支援を行っています。

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予算

日本学術振興会学術研究基金助成金

文化庁委託文化遺産国際協力拠点交流事業

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Ministry of Home Affairs (Bhutan)