
「幸福の国」として知られるヒマラヤの王国ブータンは伝統的文化の保護継承を国是としており、自然豊かな美しい国土に点在する伝統的民家も文化的景観の重要な要素となっています。一方で、社会構造の変化や快適な居住環境への要望、耐震性能への不安など、伝統的建築をとりまく状況は徐々に厳しくなっており、建て替えなどによる古民家の消失も加速しつつあります。東京文化財研究所では、これまでに蓄積したブータンとの協力事業の成果と文化遺産保護における我が国の経験をもとに、ブータン政府が成立を目指している文化遺産基本法によって新たに保護の対象となる民家を含む歴史的建造物全般について、文化遺産としての適切な保存と自立的かつ持続的な活用を推進することができるように、ブータン内務省文化国語振興局(DCDD)に協力し、支援を行っています。


刊行物
- ブータンの伝統的石造民家保存のための建築調査 2024年春調査 概報 2026年3月刊行
- ブータンの伝統的石造民家保存のための建築調査 2023年秋調査 概報 2025年3月刊行
- ブータンの伝統的石造民家保存のための建築調査 2023年春調査 概報 2024年3月刊行
- 令和3年度⽂化庁委託⽂化遺産国際協⼒拠点交流事業 ブータン王国の歴史的建造物保存活⽤に関する拠点交流事業 2022年3月刊行
- ブータンの伝統的民家 西部中央編 − ティンプー、プナカ、パロ、ハー − 2022年3月刊行
- Understanding Our Heritage / Pema Visits A Rammed Earth House 2022年3月刊行
- 令和2年度⽂化庁委託⽂化遺産国際協⼒拠点交流事業 ブータン王国の歴史的建造物保存活⽤に関する拠点交流事業 2021年3月刊行
- 令和元年度ブータン王国の歴史的建造物保存活用に関する拠点交流事業―保存候補民家の修理計画および保存活用計画の検討―文化遺産としての民家の価値評価手法の検討― 2020年3月刊行
予算
日本学術振興会学術研究基金助成金
文化庁委託文化遺産国際協力拠点交流事業
関連リンク
Ministry of Home Affairs (Bhutan)
