令和3年度世界遺産研究協議会 「整備」をどう説明するか(第2部)
本書は、2021(令和3)年8月〜9月(セッション1)、2022(令和4)年1月〜2月(セッション2)にオンライン配信のかたちで開催された「世界遺産研究協議会「整備」をどう説明するか(第2部)」 の講演内容を書き起こしたものです。その他、今年度の世界遺産委員会の報告、整備に関連する憲章の和訳を掲載しています。
日本語、104ページ
2022年3月刊行
各国の文化財保護法令シリーズ [26] カナダ
本書は、カナダの文化財保護に関する法令について、その中核をなす法律2種(史跡モニュメント法及びカナダ国立公園局法)を和訳し、さらにカナダ政府の元担当者に依頼してカナダの文化財保護制度の概説を付して刊行したものです。
日本語および英語、117ページ
2022年3月刊行
世界遺産 ミャンマー・バガン遺跡 華麗なる壁画の世界
本書は、2016年から続くミャンマーの世界遺産バガン遺跡での活動の一部をまとめたものです。図像学的調査を通じて得られた成果の中から58件の寺院壁画について解説するとともに、同国宗教文化省考古国立博物館局バガン支局の職員を対象に実施している壁画の保存修復の様子を伝えています。
日本語、197ページ
2021年11月刊行、雄山閣
令和3年度保存修復技術の国際的応用事業:スタッコ装飾及び塑像に関する研究
本書は、2021(令和3)年度に保存修復技術の国際的応用事業の一環として行った国内におけるスタッコ装飾や塑像に係る人文科学的調査や保存状態調査の成果をまとめたものです。
日本語、70ページ
2022年3月刊行
令和3年度⽂化庁委託⽂化遺産国際協⼒拠点交流事業:ブータン王国の歴史的建造物保存活⽤に関する拠点交流事業
3ヶ年で計画した⽂化庁委託⽂化遺産国際協⼒拠点交流事業の3年目の事業成果報告書で、ブータンにおける民家建築等保存に向けた保護行政の能力向上や人材育成を目的としたブータン内務文化省文化局(DoC)との国際協力の成果をまとめたものです。
日本語、41ページ
2022年3月刊行
ブータンの伝統的民家 西部中央編 − ティンプー、プナカ、パロ、ハー −
ブータンの文化遺産保護関係者の伝統的民家に対する認識を高めることを目的として2021年に英語で刊行した民家建築の参考図書の日本語版。ブータン内務文化省文化局(DoC)との共同調査を通じて把握した、顕著な特徴をもつ同国西部地域所在の民家41件の解説を中心に、集落と民家に関する考察、民家の保存に向けた措置の提案、民家建築保存のためのワークショップの記録を収録しています。なお、本書の作成は文化庁委託令和2年度⽂化庁委託⽂化遺産国際協⼒拠点交流事業の一部として実施したものです。
日本語、238ページ
2022年3月刊行
Understanding Our Heritage / Pema Visits A Rammed Earth House
版築造の伝統的民家について、文化遺産としての重要性をブータンの社会に広く理解してもらうことを目的とした絵本です。ブータンの中学校社会科の副教材とすることを前提に、ブータン内務文化省文化局(DoC)と共同で企画し、絵本作家の青山邦彦氏に作画を依頼して制作したものです。なお、本書の作成は文化庁委託令和2年度⽂化庁委託⽂化遺産国際協⼒拠点交流事業の一部として実施したものです。
英語、36ページ
2022年3月刊行
伊藤延男資料目録
2021年に東京文化財研究所に寄贈された元東京国立文化財研究所長・伊藤延男(1925-2015)の文化財保護に関する行政実務、国際協力、民間活動及び建築史・文化遺産の研究等に関する書類等一式の目録。
日本語、55ページ
2022年3月刊行