令和元年度世界遺産研究協議会 遺産影響評価とは何か

本書は、2019(令和元)年 9 月 20 日に開催された『世界遺産研究協議会「遺産影響評価とは何か」』 の講演内容を書き起こしたものです。巻末に講演内容に関連した世界遺産関連用語を掲載しています。 

日本語、127ページ

2020年3月刊行

各国の文化財保護法令シリーズ[24]中国

本書は、各国の文化財保護に関する法令についての解説、並びに当該法の原文と文化遺産国際協力センターが作成した和訳を掲載したものです。令和元(2019)年度までに24冊を刊行しています。

日本語および中国語、111ページ

2020年3月発行

アルメニアにおける染織文化遺産保存修復ワークショップ2017-2019事業報告

本書は、2017~2019年にアルメニア共和国において実施した、染織文化遺産保存修復の技術移転・人材育成ワークショップに関する事業報告書です。東京文化財研究所が2011年より実施してきた同国との協力事業を含めたこれまでの経緯、事業概要、ワークショップの内容を収録しています。

日本語およびアルメニア語、34ページ

2019年12月刊行

カンボジア・アンコール遺跡群タネイ寺院跡の保存及び持続的整備に対する技術協力:令和元年度成果報告書

本書は、アンコール・シエムレアプ地域保存整備機構(APSARA)が実施するカンボジア・アンコール遺跡群のタネイ寺院遺跡保存整備事業に対する技術協力に関する年次報告書です。2019年に開始した同寺院遺跡東門の修復工事について、上部構造の解体、基礎構造の発掘調査および地盤工学試験の内容を収録しています。 

英語、49ページ

2020年3月刊行

平成30年度アジア諸国等文化遺産保存修復協力事業 研究会 大陸部東南アジアにおける木造建築技術の発達と相互関係

本書は、2018年12月16日に東京文化財研究所が開催した標題研究会の内容を記録したものです。フランソワ・タンチュリエ「カンボジアとミャンマーにおける木造建築の伝統とその古代からの発展に関する比較検討」とポントーン・ヒエンケオ「タイにおける木造建築技術の発達および近隣諸国との相互影響」の両発表およびパネルディスカッションの内容を収録しています。 

日本語および英語、91ページ

2020年3月刊行

旧和宇慶家墓の保存に向けた調査研究:令和元年度成果報告書

本書は、平成12年に重要文化財指定を受けた石垣島の古墓「旧和宇慶家墓」の保存に向けた調査事業に関する初年度の報告書です。文化財を守り伝えていくためには、その文化財が何故大切であるのか、価値を明らかにしていくことも重要であることから、本書では主に、同墓の歴史的背景や葬制などの人文学的側面について明らかになったことを報告しています。 

日本語、24ページ

2020年3月刊行

ミャンマー・ロカティーパン寺院の壁画の保存修復に係る人材育成事業:令和元年度成果報告書

本書は、2017年より継続中のロカティーパン寺院(バガン、ミャンマー共和国)壁画保存修復事業に関する報告書です。内容は、2019年7月に実施したミッションの内容をまとめたものです。本事業の目的や、セッコ画法で描かれた壁画のクリーニングや補強方法、また、現地専門家を対象にした人材育成事業について画像を交えながら解説しています。 

英語、50ページ

2020年3月刊行

トルコ・カッパドキアの壁画の保存管理に関する研修:令和元年度成果報告書

本書は、2019年に東京文化財研究所がトルコ共和国文化観光省と共同で、壁画の保存と管理システムの向上を目的に実施した人材育成事業に関する報告書です。内容は、2017年から続く本事業のうち、2019年6月にカッパドキア地方で開催した研修についてまとめたものです。講義や現場実地作業の概要を、画像を交えながら紹介しています。

英語、56ページ

2020年3月刊行

国際研修「ラテンアメリカにおける紙の保存と修復」2019

本書は、2019年度にメキシコシティ(メキシコ)で開催した国際研修の報告書です。発表スライドと写真を中心に、講義と実習の記録を収録しています。 

日本語、53ページ

2020年3月刊行

ワークショップ「染織品の保存と修復」2019

本書は、2019年度に台北で開催した、染織品の保存と修復に関する国際ワークショップの報告書です。発表スライドと写真を中心に、講義と実習の記録を収録しています。 

日本語および英語、76ページ

2020年3月刊行

ワークショップ「漆工品の保存と修復」2019

本書は、2019年度にケルン(ドイツ)で開催した国際ワークショップの報告書です。発表原稿と写真を中心に、講義と実習の記録を収録しています。 

日本語および英語、93ページ

2020年3月刊行

カトマンズおよびカブレ盆地内の歴史的集落保全に関する第2回市長会議報告書 

本書は、2019年3月12日にネパール国ラリトプル市で開催した歴史的集落保全に関する第2回市長会議の記録をまとめた報告書です。無形文化遺産の保全をテーマとした会議におけるネパールおよび日本両国の専門家による講演やフロアディスカッションの内容等を収録しています。

英語、82ページ

2020年1月刊行

カトマンズおよびカブレ盆地内の歴史的集落保全に関する第3回市長会議報告書

本書は、2020年1月5日にネパール国キルティプル市で開催した歴史的集落保全に関する第3回市長会議の記録をまとめた報告書です。歴史的集落保全のための法制度をテーマとした会議におけるネパールおよび日本両国の専門家による講演やパネルディスカッションの内容等を収録しています。

英語、114ページ

2020年3月刊行

ネパールの被災文化遺産保護に関する技術的支援事業:総括報告書

本書は、2016年度から2019年度にかけて文化庁委託文化遺産国際拠点交流事業「ネパールの被災文化遺産保護に関する技術的支援事業」として実施した調査の成果をまとめた報告書です。2015年のゴルカ地震で被災した歴史的建造物、歴史的集落および無形文化遺産の復旧、修復、保全に関する諸調査ならびに支援事業の内容を収録しています。

日本語、204ページ

2020年3月刊行

ネパールの被災文化遺産保護に関する技術的支援事業:歴史的集落コカナ調査報告書

本書は、2015年のゴルカ地震で被災したネパール国カトマンズ盆地内の歴史的集落コカナについて、2016年度から2019年度にかけて文化庁委託文化遺産国際拠点交流事業「ネパールの被災文化遺産保護に関する技術的支援事業」にて実施した調査の成果をまとめた報告書です。集落構造、民家構法、構造分析、被災状況など各種の調査成果および集落保全計画案を収録しています。

英語、133ページ

2020年3月刊行

ネパールの被災文化遺産保護に関する技術的支援事業:ハヌマンドカ王宮内アガンチェン寺および周辺建造物調査報告書

本書は、2015年のゴルカ地震で被災したネパール国ハヌマンドカ王宮内アガンチェン寺および周辺建造物に関する調査成果をまとめた報告書です。2016年度から2019年度にかけて文化庁委託文化遺産国際協力拠点交流事業「ネパールの被災文化遺産保護に関する技術的支援事業」として実施した、当該建造物群に関する建築構法、歴史的変遷、構造解析、歴史資料、被災状況など各種の調査成果および修復計画案を収録しています。

英語、197ページ

2020年3月刊行

令和元年度ブータン王国の歴史的建造物保存活用に関する拠点交流事業―保存候補民家の修理計画および保存活用計画の検討―文化遺産としての民家の価値評価手法の検討―

本書は、現在ブータン政府が成立を目指している文化遺産新法を念頭に、同国における民家建築の文化遺産としての実効的な保護方策を検討するために行った調査の報告書です。なお本調査は、文化庁の文化遺産国際拠点交流事業を受託して実施したものです。

日本語、44ページ

2020年3月刊行