1904(明治37) 年9月26日 Monday 九月廿六日 霽 電車にて朝八時に一ツ橋に出勤二時間の稽古をなす。今日が真の稽古始めである。学校より日本橋丁酉支店に廻り手形の書き換をなす。後鬼塚が二階にある雅邦の山水を見せた。彼是にて手間取り一時近くになり帰宅す。目黒の爺が来て居た。二時より天気になつたので目黒にお見舞に行く。よねは房州に帰り淋敷様子なり。父上より錯酸会社の話を聞く。雨樋修繕費を受取る。 引用の際は、クレジットを明記ください。 例)「1904/09/26 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/871976.html(閲覧日 2025-04-28) « 九月廿五日 雨 九月二十八日 晴 »