1904(明治37) 年8月31日 Wednesday 八月卅一日 曇 今朝高商の金子書記来り今日の来校を乞ふたのて十時に出掛ける。間もなく瑞西人ファルデル来会、授業上の談合をなし来月六日再会を約して十二時過帰宅す。午後自転車掃除をなす。黒田の母堂三十日祭にて四時より笄町邸に招かる。四時半自転車にて参る。会員大方集る。立食の御馳走あり食後黒田の発言に依り渋谷某寺に前白馬会書記近藤智敬の墓参をなして七時半散す。今夜荒れ模様にて警戒せしが大事に至らず。 引用の際は、クレジットを明記ください。 例)「1904/08/31 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/871846.html(閲覧日 2025-04-28) 同日の「黒田清輝日記」より 八月三十一日 水 午前三十日祭執行 午後笄町邸ニテ夕晩ノ振舞アリ(八月三十一日 水) « 八月三十日 九月一日 »