韓国・国立文化遺産研究院修復技術課研究員の訪問

9月18日、韓国の国立文化遺産研究院修復技術課のクォン・ヒョクナム上席研究員以下4名が当研究所を訪問しました。訪問の目的は、韓国の伝統建築・工芸に塗料として用いられる乾性油に関する研究の一貫として日本の研究機関や研究者の取り組みを調査することで、保存科学研究センターの犬塚将英センター長と倉島玲央研究員の協力のもと、伝統的な塗料の研究状況に関する意見交換や研究に使用する分析機器等の説明を行いました。当センターでは、海外の文化遺産関連機関からの問い合わせや訪問の要望を積極的に受け入れ、文化遺産保護に関する国際的なネットワークの充実に努めています。

トップ画像:分析機器の説明の様子

ボトム画像:意見交換の様子(左)と意見交換後の集合写真(右)