【参加者募集】国際研修「紙の保存と修復」2025

文化遺産国際協力センターでは例年ICCROM(国際文化財保存修復センター)と共催してInternational Course on Conservation of Japanese Paper(国際研修「紙の保存と修復」)を行っています。2025年も下記の通り開催が決定いたしました。詳細および応募についてはICCROMのウェブサイト をご覧ください。


趣旨

和紙は優れた文化財修復材料として国際的に認知されてきました。一方で海外では、和紙そのものや、和紙を使用した修復技術についての正しい知識と経験を、体系的に得る機会があまりありません。そこで本研修では、国内外から参加者を募り、技術移転を行うとともに日本の保存修復文化の理解に努めます。さらに、日本と欧米の紙文化財保存修復の架け橋となり、日本的な取り組み法、材料、技術を欧米の文化財保存修復へ役立てることも目的としています。

主催

東京文化財研究所、ICCROM

開催日程

2025年 8月25日(月)~9月12日(金)

会場

東京文化財研究所(期間中スタディツアーあり)

内容

プログラムは講義と実習から成ります。期間内に、国内にて手漉き和紙工房や修復工房を訪問するスタディツアーを行います。

参加者

10名(日本人も参加可)

参加費

900ユーロ

言語

英語

応募方法

ICCROMウェブサイトよりオンラインフォームにて

応募締切

2025年3月28日(金)

お問い合わせ

詳細およびお申し込みは下記サイトをご覧ください。

https://www.iccrom.org/courses/international-course-conservation-japanese-paper-jpc-2025