1904(明治37) 年4月25日 Monday


四月二十五日 晴

午前八時半より大崎村に参り村役場にて自転車新鑑札を受ける。昼飯後日本銀行へ立寄学校にて俸給を受取一時半帰宅、南風劇し、間もなく竹沢来訪夕刻まで話す(元山事件の日)

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「1904/04/25 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/871221.html(閲覧日 2024-04-26)

同日の「黒田清輝日記」より
 四月二十五日 月 晴 風有る事如前日 中々暖カナリ
 御容体異状ナシ 小西氏ハ不快ノ由ニテ来診ナシ 午前十時頃大久保梅子殿来訪 午後東京堂主人大橋氏絵端書ノ件ニテ相談ニ来レリ 又普及舎ノ小宮山氏修正画帳受取ノ為メ来ル 残ハ三冊ノミ 其外乾 直綱等来ル 時々庭ニ出テ少シク植木屋ヲ下知シテ草花ナドノ植直ヲナシタリ 夜食後照 綱祐 知足等ト天神ノ縁日ニ出懸ケ草花類ヲ沢山購ヒ夫レヨリ拙者丈橋口家ヘ回レリ 十一時頃帰宅ス 女子共ノ色々世間話ニ余念ナク笑フヲ聴キ覚エズ十二時過ニナリタリ
四月二十五日 月 晴 風有る事如前日 中々暖カナリ