1892(明治25) 年2月26日 Friday


二月二十六日

昼前ハ日曜稽古ノ下タ調ベデモヤツタ 夫レカラ午後ハ例ノ林屋ノ日雇取リニ為ツタ 浮世ナリケリ

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「1892/02/26 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/870116.html(閲覧日 2024-05-15)

同日の「黒田清輝日記」より
 二月二十六日附 グレー発信 母宛 封書
 (前略)わたしハいつものとふりたつしやでべんきようをいたしてをります このごろハまだきようしんくわいのゑをかいてをります なかなかむづかしいのでひまがかゝります この十五日ばかりといふものハやどやニハさつぱりいきませんでうちでたべものをこしらへてたべてをります わたしのてほんニなつてくれるやつがかいものもしてくれまたりようりもこしらへてくれますからしあわせです(後略)
 母上様  いなかより 新太拝
二月二十六日附 グレー発信 母宛 封書