1899(明治32) 年1月2日 Monday


一月二日

朝飯後一同ト江ノ浦ヲ歩ク 十二時半頃宿ニ還レバ佐野着シ居タリ 午後写生ニ出ル

引用の際は、クレジットを明記ください。
例)「1899/01/02 久米桂一郎日記データベース」(東京文化財研究所) https://www.tobunken.go.jp/materials/kume_diary/871091.html(閲覧日 2024-04-18)

同日の「黒田清輝日記」より
 一月二日 晴(静浦日記)
 午前皆と江ノ浦見物ニ出懸けたり 此の江の浦ハ一昨年の夏オレが箱根ニ居た間ニ久米 小代等が居た処だ 小池と云郵便局の二階で茶などのみ後其辺ヲ見物して帰る 佐野が帰て来て待て居た これで同勢六人 鈴木氏を加へて七人と為た 午後写景ニ出懸く 夜ハ皆花カルタを始む 安仲とオレ丈ハ仲間ニ入らず オレハ笄町へ出す年頭状及逗子へ向ケ母上へ上げる手紙等をかく 又伊藤源三 篠塚へ端書ヲ出ス
一月二日 晴(静浦日記)