12月4日(水)
9:30 - 10:00 参加者登録
10:00 - 10:10 開会挨拶
10:10 - 10:40 基調講演 うごくモノ―時間・空間・コンテクスト― 鈴木廣之(東京文化財研究所)
第1セッション:モノの年輪
10:40 - 10:50 主旨説明
10:50 - 11:20 発表1 〈辻が花〉裂四百年の伝歴
−世俗の衣裳から博物館の収蔵品へ−
テリ・S・ミルハプト
(メトロポリタン美術館研究員)
11:20 - 11:50 発表2 神代石の収集 内田好昭
(京都市埋蔵文化財研究所)
11:50 - 13:20 昼食
13:20 - 13:50 発表3 題跋の追加とその価値 松原 茂
(東京国立博物館)
13:50 - 14:20 発表4 植民地朝鮮に〈日本の古代〉を収集する
−東京人類学会と比較文化的枠組み−
 炯逸
(カリフォルニア大学サンタバ−バラ校)
14:20 - 14:50 発表5 皇帝コレクションから国宝へ
−20世紀前半における中国美術と故宮博物院−
石 守謙
(国立故宮博物院)
14:50 - 15:10 コーヒー・ブレイク
15:10 - 16:40 セッション討議 司会:山梨絵美子(東京文化財研究所)
16:40 - 16:50 事務連絡

12月5日(木)
第2セッション:モノの旅行記
9:40 -  9:50 主旨説明
9:50 - 10:20 発表1 《ゲルニカ》のオデュッセイア
−20世紀のイコン−
林 道郎
(武蔵大学)
10:20 - 10:50 発表2 ボストンにおける羅漢
−大徳寺五百羅漢図の旅−
グレゴリー・P・レヴィン
(カリフォルニア大学バークレー校)
10:50 - 11:00 休憩
11:00 - 11:30 発表3 ストックホルムから東京へ −20世紀初頭、中国古画の国際市場におけるE.A.スツラヘルネクのふたつのコレクション− 洪 再新
(ピュージェット・サウンド大学)
11:30 - 12:00 発表4 輸出漆器における異国性の変容 山崎 剛
(文化庁)
12:00 - 13:30 昼食
13:30 - 14:00 発表5 作品のアイデンティティと画家の実存
−西金居士筆、張思恭筆とされる仏画の場合−
井手誠之輔
(東京文化財研究所)
14:00 - 14:30 発表6 芸能における「移動」の意味
−民俗芸能の場合を中心に−
宮田繁幸
(東京文化財研究所)
14:30 - 15:00 発表7 都鄙の振幅
−青木繁の場合−
田中 淳
(東京文化財研究所)
15:00 - 15:20 コーヒー・ブレイク
15:20 - 16:50 セッション討議 司会:鈴木廣之(東京文化財研究所)
16:50 - 17:00 事務連絡
18:00 - 20:00 レセプション

12月6日(金)
第3セッション:モノと人の力学
10:00 - 10:10 主旨説明
10:10 - 10:40 発表1 敦煌大仏の生命 −コンテクストの変化と機能の変化− 寧 強
(ミシガン大学)
10:40 - 11:10 発表2 憧憬のなかの京都:うごく〈モノ情報〉と価値形成
−日本中世の土師器における−
中井 淳史
(日本学術振興会特別研究員/京都大学)
11:10 - 11:40 発表3 沖縄県における縦絣の木綿細帯
−その用途・社会階級・意味が変化してゆく
  八重山ミンサー帯のうつりかわり−
アマンダ・M・スティンチカム
(インディペンデント・スカラー)
11:40 - 13:10 昼食
13:10 - 13:40 発表4 とこしえに地上から消えた千島アイヌとその文化
−日本人が自ら葬り去った異文化−
佐々木利和
(東京国立博物館)
13:40 - 14:10 発表5 セヴェラルネス(事物の多様性を可能にする転用過程のメカニズム)−歴史的住居の転用研究から− 中谷礼仁
(大阪市立大学)
14:10 - 14:40 発表6 「日常性への下降」から「芸術性への上昇」へ −赤瀬川原平・他《模型千円札事件》における 作品空間の生成と移動− 富井玲子
(インディペンデント・スカラー)
14:40 - 15:00 コーヒー・ブレイク
15:00 - 16:30 セッション討議 司会:島尾 新(多摩美術大学)
16:30 - 16:40 閉会挨拶
16:40 - 16:50 事務連絡