作品ID | 5244 |
作品名 | 銅経筒(東京国立博物館) |
年紀 | 保安4年(1123) |
所蔵 | 東京都台東区 東京国立博物館 |
員数 | 総高26.8 |
銘文内容 | 〔筒身 刻 一・二行目は双鈎体。三・四行目は針書〕 一部 如法妙法蓮華経 保安四年二月廿七日僧義延 敬白 |
備考 | 『経塚遺文』97。経筒は銅鋳製、有節円筒形、底は台底(但し後補)。蓋は宝珠形鈕付の傘形。明治四十年四月十一日、山林を開墾中に発見。「小高キ小塚ノ地下凡ソ三尺余ノ処ヨリ発掘セシニ其周囲ハ砂或ハ木炭ヲ以テ包ミタル如ク相見、筒内ニハ経文ラシキ腐敗ノ紙片及巻物ノ軸ト認ムヘキモノ木炭ノ如ク化シタル破片ヲ留」(福岡県より宮内庁への届書)。 |
参考文献 | 関秀夫『経塚遺文』東京堂出版、1985/高橋健自「近年発見の経筒」考古界七-六、1908/蔵田蔵「経塚論一二」MUSEUM一八一、1966/『東京国立博物館図版目録ー経塚遺物編ー』1967 |