作品ID | 5211 |
作品名 | 銅経筒(東京国立博物館) |
年紀 | 永久6年(1118) |
所蔵 | 東京都台東区 東京国立博物館 |
員数 | 総高27.7 |
銘文内容 | 〔筒身 刻〕 豊前国規矩郡平等寺 住僧良禅奉恭敬供養 如法妙法蓮華経□部内 僧永□僧永□ 右書写供養之志者為 念証得法界衆生助成合力 无差平等利益无上菩提 也矣 永久六 年二月十八日勧進僧良□ |
備考 | 『経塚遺文』79。経筒は銅鋳製、有節円筒形。底は台底。底板に別板を用いる。蓋は宝珠形鈕付の傘形。明治四十二年十二月二十八日、ベラ山山頂にて水道敷設工事中に発見。地表下約一・二メートルの木炭中から石蓋をした甕(内部に経巻を納入した経筒を納める)を出土した。甕は高三九・四。紙本墨書経巻残欠は法華経。 |
参考文献 | 関秀夫『経塚遺文』東京堂出版、1985/蔵田蔵「経塚論一二」MUSEUM一八一、1966/『東京国立博物館図版目録-経塚遺物編―』1967 |