作品ID | 5158 |
作品名 | 陶経筒(所在不明) |
年紀 | 天永元年(1110) |
所蔵 | 所在不明 |
員数 | 身高32.1、蓋高7.9 |
銘文内容 | 〔筒身底 墨書〕 天永 元 |
備考 | 『経塚遺文』54。福岡県太宰府市観世音寺出土。経筒は陶製壺形。観世音寺裏手の山腹にて発見。石室は川原石を敷き、四壁に自然石を積み、天井には平石を用いる。石室上部には川原石を積み封土を盛る。石室内部には同形の陶製壺形の経筒二口が納められ、その周囲には木炭が詰められていた。 |
参考文献 | 関秀夫『経塚遺文』東京堂出版、1985/景山春樹「四王寺山出土の一経筒ー天永元年墨書の陶筒―」史迹と美術二九六、1959/宮小路賀宏「太宰府周辺の経塚」西日本文化六〇、1970 |