| 作品ID | 3151 |
| 作品名 | 雪舟筆玉澗様山水図・宗淵宛書状（梅澤記念館） |
| 年紀 | 明応九年（1500） |
| 所蔵 | 梅澤記念館蔵 |
| 員数 | 一幅 掛幅装 （書状）紙本墨書 竪一四・二 横四五・四 （山水図）紙本墨画 竪一一・五 横二七・二 |
| 銘文内容 | 〔書状本文〕 十月八日之状今日拝見候 先々千秋万歳候色々 之雑説候て無心元申居候 処依音信満足此事候 其方御弓箭承及候迷惑 奉察候又拙者か事満八十ニ 成候て長命仕此方も何とかと 色々取乱居候間不運至極存斗候 乍者此両国ハ無為あるへく候可然便 船も候者先々此方へ御下向候て我々 存命故も候哉と可存候乗福寺 岩呼辺も老僧堅固候不断被申出候 大徳寺辺成就候者是又可然事候 何ニも無為ニ御座候はん事肝要候先 天下様難成見候間御思案あるへく候 末世濁乱之時存命候て無念至極候 来春迄も存命候者重而可申 承候恐惶謹言 十一月廿二日 等楊（花押） 渕公知蔵貴報 |
| 備考 | 玉澗様山水図と雪舟（一四二〇～一五〇二／六頃）の宗淵宛書状を上下に並べて一幅に仕立ててある。雪舟の満八〇歳は明応九年に相当。絵と書状が当初から一連のものであったかどうかは不明。 |
| 参考文献 | ○山口県立美術館・雪舟研究会編『雪舟等楊』中央公論美術出版、二〇〇六／『雪舟』展図録、東京国立博物館・京都国立博物館・毎日新聞社、二〇〇二／『岡山の古代・中世』展図録、岡山県立博物館、一九九六／『大内文化の遺宝展』図録、山口県立美術館、一九八九 |