作品ID | 762 |
作品名 | 真言八祖像版木(輪王寺) |
年紀 | 応永三三年(1426) |
所蔵 | 栃木県日光市 輪王寺蔵 |
員数 | 二枚 板 |
銘文内容 | 〔版木(一)刻銘〕 善無畏 応永三十三年三月十日板工祐海(花押) 願主栄海 〔版木(二)刻銘〕 筆者 恵果 康正元{丙/子}六月日 法眼視妙坊守誓 |
備考 | 片面に二祖ずつ、二枚で計四祖を彫った版木。もともと八祖分あったものと思われる。各面に陰刻銘があり、一面は応永三三年、もう一面は康正元年(一四五五)とみえる(ただし丙子は翌年の干支)。後者は、前者と一具のものの破損、あるいは紛失などが原因で、視妙坊守誓の描いた下絵に拠って補刻されたものとみられる。 |
参考文献 | 『仏教版画入門』展図録、町田市立国際版画美術館、一九九〇/○『日本古版画集成』筑摩書房、一九八四 |