| 作品ID | 4780 |
| 作品名 | 蘭渓道隆（大覚禅師）像（建長寺） |
| 年紀 | 天暦二年（1329） |
| 所蔵 | 神奈川県鎌倉市 建長寺蔵 |
| 員数 | 一幅 掛幅装 絹本着色 竪一二四・〇 横五二・一 |
| 銘文内容 | 〔賛〕 鍾岷峨秀気攬山沢■神 握拳透爪齩牙没齦竹箆 頭掀翻海岳禅床角簸弄 乾坤会東山意於無明 言下提破沙盆為松源嗣 孫三菫望刹坐断要潢淬礪 学者嵬澒搢紳是謂播揚 大教於扶桑国内超今邁古 絶類離倫天岸横翔五色鱗 建長開山大覚禅師 蘭渓和尚絵像直下 師孫元寿蔵主請讃 古杭南山浄慈八十四 歳老衲霊石如芝賛時 己巳歳良月既望也 |
| 備考 | 賛は大覚禅師示寂（弘安元年―一二七八）後、元朝の天暦二年（一三二九）の「良月既望」すなわち十月十六日に杭州浄慈寺の住持霊石如芝（八十四歳）が大覚の法孫太虚元寿の請によって書いたもの。 |
| 参考文献 | 『日本絵画史年紀資料集成 十世紀―十四世紀』（東京文化財研究所、一九八四年） |