作品ID | 1111 |
作品名 | 他阿上人自筆仮名消息(金台寺) |
年紀 | 元弘三年(1333) |
所蔵 | 長野県 金台寺蔵 |
員数 | 一幅 紙本墨書 竪三〇・七 横六三・一 |
銘文内容 | 鎌倉ハをひたゝしき さはきにて候つれとも道 場ハ殊に閑に候つる也其故ハ はけしく來候殿原ハ皆合戰 の場へ向候つれハ留守の跡 にて無別時候たゝかひの 中にもよせ手城のうち ともに皆念仏にて候ける としうちしたりとて後 日に頸めさるゝ殿原これの 御房達はまへ出て念仏者 にハ皆念仏すゝめて往生を □□□いくさの以後ハこれらを 皆見知して人々念仏の信心 弥興行□□命延候者 能ゝ可申承 あなかしく 南無阿弥陀仏 五月廿八日 他阿弥陀仏 證阿弥陀仏返事 |
備考 | |
参考文献 | 『時衆の美術と文芸 遊行聖の世界』展図録(山梨県立美術館・長野市立博物館・藤沢市教育委員会・大津市歴史博物館、一九九五年) |