| 作品ID | 1279 |
| 作品名 | 舎利塔（東京国立博物館） |
| 年紀 | 保延四年（1138） |
| 所蔵 | 東京国立博物館蔵 |
| 員数 | 一基 塔身部銅製鍍金 基壇部木製 全高六二・〇 基壇方四二・六 |
| 銘文内容 | 〔下層基壇 側板裏面 墨書〕 （一一三八） 保延四年八月十六日ヨリ至廿七日此御堂瑩了以此功徳当来必結成仏因預五師覚厳敬白 〔屋蓋部 飛檐軒 裏側 墨書〕 （恭カ） 廿四日瑩已了□氏 （一一三八） 保延四年八月十六日ヨリ瑩始五師覚厳 |
| 備考 | 法隆寺献納宝物二四二号。東京国立博物館保管。平成十年の修理によって、新たに墨書銘（屋蓋部）が発見された。そのことにより、本塔の保延銘は修理時のものであり、本来の制作時期は十一世紀末から十二世紀初頭にさかのぼる可能性が指摘されている。 |
| 参考文献 | 加島勝「法隆寺献納宝物 舎利塔の修理と新発見の墨書銘」『MUSEUM』569号、2000／『法隆寺献納宝物』展図録、東京国立博物館、1996／香取忠彦「法隆寺献納宝物「舎利塔（金銅宝塔形舎利塔）を中心として」『MUSEUM』336号、1979 |