作品ID | 5348 |
作品名 | 銅経筒(武蔵寺) |
年紀 | 大治元年(1126) |
所蔵 | 福岡県筑紫野市 武蔵寺蔵 |
員数 | 総高42.1 |
銘文内容 | 〔筒身 刻〕 大治元年閏十月廿五日 勧進僧 □ □ |
備考 | 『経塚遺文』109。福岡県筑紫野市武蔵(武蔵寺五号経塚)出土。経筒は銅鋳製、円筒二段積上式。筒身、台座は別鋳。蓋は相輪付の傘形。銘文は下段に針書。昭和四十三年四月、小田富士雄氏・宮小路賀宏氏らにより調査。遺構は武蔵寺境内の小丘上(境内からの比高約一〇メートル)。第五号経塚は地山を深さ約五〇センチ掘りくぼめたもので、底に扁平な割石を置き、これに経筒をすえ、甕をかぶせ、その周囲に木炭を詰める。上部には割石三枚で蓋をする。経筒内には経巻残塊が遺存。 |
参考文献 | 関秀夫『経塚遺文』東京堂出版、1985/小田富士雄・宮小路賀宏・渡辺正気『武蔵寺経塚』1970 |