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作品ID 6564
作品名 播磨極楽寺経塚出土品(常福寺)
年紀 康治2年(1143)
所蔵 兵庫県川西市 常福寺(東京国立博物館保管)
員数 縦27.5 横28
銘文内容 〔刻〕

 願依此功徳速証彼菩提法界衆生平等利益

 康治□年{歳次/癸亥}八月廿七日巳時
 於極楽寺常行堂奉書写了
 到[  ]慈氏下生之曉当施□
 □不朽之器
     願主金剛仏子禅慧

〔刻〕
 願以書写功徳臨終正念 往生極楽得見弥陀
                  求菩提僧永尊

〔刻〕
             (一一四三)
 妙法蓮華経巻第二 康治二年八月廿九日未時
 僧永賀書写畢  始自爲父母師聴く出離生死頓証
 願以此功徳普及於一切我等与衆生皆共成仏道{云/々}   菩提也

〔刻〕
 願共諸衆生 往生安楽国 比丘
(一一四三)
 康治二年九月三日     比丘忍西

〔刻〕
 一切如来心秘密全身舎利宝筺印陀羅尼経
(一一四三)
 康治二年九月五日書写畢僧永賀并温
 室行人僧経勢爲往生極楽頓証菩提也

〔刻〕
 僧覚智

備考 神崎郡香寺町須賀院出土。寛政十一年(1799)、常福寺裏山にて発見された瓦経約500枚のうちの一部。瓦経は瓦片のごく一部を除き現存しない。享和元年(1801)姫路藩主酒井忠道が拓影をとらせたものが遺る。土製阿弥陀如来坐像、土製地蔵菩薩坐像、土製五輪塔、土製六器とともに重要文化財指定。『経塚遺文』165~182。『経塚遺宝』313~315頁(解説)、464~470頁(瓦経願文全文)参照。
参考文献 関秀夫『経塚遺文』東京堂出版、1985/『経塚遺宝』奈良国立博物館、1977