作品ID | 3390 |
作品名 | 明兆筆四十祖像(東福寺) |
年紀 | 応永三四年(1427) |
所蔵 | 京都府京都市 東福寺蔵 |
員数 | 四〇幅 掛幅装 紙本著色 (各)竪一一三・〇 横四四・〇 |
銘文内容 | 〔天柱幅下部左右〕 「右四十祖像享禄三載庚寅臘月十一日依軍勢乱 入散失下京宗俊木辺氏捨財需之寄附于慧峯祖塔」 達磨以下聖一国師々々直弟至于天柱凡四十祖像 応永三十四年丁未三月十日 行年七十六歳明兆筆「破鞋」〈(白文方印)〉 |
備考 | 第四〇幅に年紀があるが、享禄三年(一五三〇)の再寄進銘をともない、絵そのものも明兆自筆とはみなされない。このことから、全四〇幅のほとんどが享禄三年ないしそれ以降の補作と考えられる。 |
参考文献 | 源豊宗『日本美術史年表』/○『国宝・重要文化財大全一』毎日新聞社、一九九七/『東福寺誌』大本山東福禅寺、一九三〇 |