作品ID | 4103 |
作品名 | 頼円筆華厳海会善知識曼荼羅(東大寺) |
年紀 | 応永三〇年(修復)(1423) |
所蔵 | 奈良県奈良市 東大寺蔵 |
員数 | 一幅 掛幅装 絹本著色 竪一八四・五 横一一八・〇 |
銘文内容 | 〔裏面押紙〕 (前略) 去応永四七暦仲夏上旬之候不慮之外令感得此一鋪 此内第廿八之知識観音菩薩者是年来信仰之如意輪 尊也広尋自他之図絵普弁自余之霊像未見此尊 在此内実是機感之純熟宿縁之開発在于此時者哉 仍弥凝謁仰之思増添帰依之味因茲重令修複訖 応永卅年五月 日 大法師澄賢 東大寺如意輪院 |
備考 | 裏面に修復銘があり、その前に永仁二年(一二九四)の裏書が写される。これによれば永仁二年に道賢が性海寺に納入した頼円筆の当曼荼羅を、応永二八年(一四二一)に東大寺の澄賢が偶然入手し、応永三〇年に修復を終えたという。 |
参考文献 | ○『奈良六大寺大観一一』岩波書店、一九七二 |