箕(み)は脱穀した穀類の殻やごみだけを風で飛ばし、実を取りだす作業に使われる道具です。米などの食べ物を口にするために不可欠な基本の道具であると同時に、手近な容器としても日々の暮らしのなかで当たり前に用いられてきました。
このページでは箕に関わる映像や資料を紹介します。
箕の記録
関連報告書
東北地方
中部・北陸地方
関東地方
- 市貝の箕(栃木県市貝町)
- 木積の箕(千葉県匝瑳市木積)
- 山北のむろ(足柄の箕/神奈川県山北町岸湯坂)
近畿地方
- 遅瀬の箕(奈良県山辺郡山添村遅瀬)
- 国中箕(奈良県五條市野原町)
- 伊勢箕(三重県亀山市関町)
- 北条箕 タツ箕(兵庫県加西市北条町黒駒)
- 北条箕 網代箕(兵庫県加西市北条町)
- 鹿場の箕(兵庫県丹波市春日町)
中四国地方
※ 東京文化財研究所では下記の映像も制作しています。
- 戸隠箕(長野県長野市)2019-2020年撮影、約15分
- 日置箕(鹿児島県日置市日吉町)2018年撮影、長尺編 約140分・短編約8分
- 久美浜の箕(京都府京丹後市久美浜町)2008年森本仙介氏撮影、約11分
これらの映像は原則的に非公開ですが、東文研所内においてのみ閲覧できる場合があります。ご関心のある方はmukei_tobunken@nich.go.jpまでご連絡ください。
箕を科学する
- 箕 ×デザイン工学 箕(らしきもの)を身の回りのモノで再現してみました 久保光徳(千葉大学工学研究院)
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箕振り動作をモーションキャプチャ解析してみよう 植田憲、青木宏展(千葉大学デザイン文化計画研究室)
本サイトの研究の一部はJSPS科研費JP 18H03481、JP 20K01235の助成を受けて行ったものです