徳島県吉野川市ではマダケを使ったアジロ編みの箕が作られていました。

阿波箕にはキリ箕と呼ばれ、平板状の素地を作り、それを折って縫い合わせることで箕の形に整形するものと、マワシなどと言って立ち上がりの部分を編み上げるものの2種類がありました。
製法としてより古いのはキリ箕であり、権現谷の箕は、このキリ箕でした。>マワシ箕はこちら

映像「阿波箕―徳島県吉野川市山川町権現谷」

調査年 2009年
制作年 2017年
実 演 藤川孝明(故人)
調査・撮影 森本仙介
編 集 小田原直也
製 作 東京文化財研究所※この映像は研究・伝承用に作成されたものです。個人の利用の範囲を超えての利用や改変をすることは出来ません。