富山県氷見市の論田(ろんでん)地区と熊無(くまなし)地区では、江戸期より、ヤダケとフジを編んだ「藤箕(ふじみ)」を作ってきました。最盛期には年間10万枚以上を産し、村の主要な産業としてほとんどの家が箕づくりに携わってきました

現在では生産量は減少したものの、北海道のじゃがいも農家などで現役で使われています。 2013年には国の重要無形民俗文化財(民俗技術)に指定され、保存会による伝承教室なども行われています

映像「国重要無形民俗文化財 論田・熊無の藤箕製作技術」

氷見市教育委員会提供/2015年 能越ケーブルネット制作、42分

参考文献