本データベースには当研究所が所蔵する、和田新が1929年~30年に撮影した写真(全 1,561 枚 )を掲載している。美術研究所草創期の所員であった和田新は、財団法人啓明会の援助を受け、1929(昭和4)年9月から翌年5月まで、西アジア美術研究のため欧洲、ソ連、中東地域、エジプト、トルコなどを訪れた。最も力を注いだのはイランでの調査・撮影で、その成果は『イーラーン芸術遺跡』(和田新、美術書院、1945年)として刊行された。
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