文芸と美術

  • やまと新聞
  • 1911(明治44)/03/13
  • 1
  • 雑報

△白馬会の解散 明治廿九年に起つて洋画界の中堅であつた白馬会が解散された 唐突のこととて青年作家の中には 大分途迷の向もあるやうだが 最早政府の 美術展覧会の開ける機運になつたから斯る団体の必要がないとの 理由に出づそして久米桂一郎と三宅克己との帰朝を待ち 来月花時に於て解散式を行ふ筈

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