このウェブコンテンツは、東京国立博物館と東京文化財研究所が取り交わした「仏教美術等の光学的手法による共同研究に関する覚書」(2017年3月23日締結、2021年2月2日再締結)に基づき実施している、東京国立博物館が所蔵する平安仏画に関する調査研究について紹介するために制作されました。

このウェブコンテンツの内容は、2017年2月から2018年11月にかけて行われた、東京国立博物館での平安仏画の光学調査に基づく調査研究の成果をまとめた『東京国立博物館所蔵 国宝 平安仏画 ―光学調査報告書―』(東京国立博物館・東京文化財研究所編、2019年)に基づいています。また、閲覧者が自由に拡大することができる高画素数の写真、仏教絵画やその製作技法に関する用語集など、ウェブならではの内容を付加しました。

なお、上記の報告書は東京国立博物館のミュージアムショップなどで販売されているほか、公共図書館などに所蔵されています。調査研究成果についてさらに詳細を知りたい方は、ウェブコンテンツとともに報告書をご覧いただけましたら幸いです。

共同研究参加者(所属は参加当時)

田沢裕賀、沖松健次郎、荒木臣紀、皿井舞、鷲頭桂、大橋美織、高橋真作(以上、東京国立博物館)、山梨絵美子、早川泰弘、小林達朗、二神葉子、江村知子、城野誠治(以上、東京文化財研究所)

担当

カラー写真・近赤外線写真・蛍光写真・カラー詳細写真撮影 城野誠治
X線透過撮影 荒木臣紀、沖松健次郎
X線写真デジタル化・画像処理 城野誠治
蛍光X線分析 早川泰弘
写真編集 城野誠治、皿井舞
写真処理 城野誠治、谷口毎子(東京文化財研究所)
ウェブコンテンツ解説文作成 二神葉子
ウェブコンテンツ制作 二神葉子、安岡みのり(東京文化財研究所)、薬師寺君子(スプリング)