| 作品ID | 1198 |
| 作品名 | 加賀守家久筆光明本尊（法蔵寺） |
| 年紀 | 永正一五年（1518） |
| 所蔵 | 愛知県名古屋市 法蔵寺蔵 |
| 員数 | 一幅 掛幅装 絹本着色 竪一七〇・〇 横一〇七・四 |
| 銘文内容 | 〔裏書〕 本云（ママ） 康安三｛辛／丑｝年八月廿二日 光明本 画工参河守浄覚筆 永正拾五｛戊／寅｝暦五月六日 （ママ） 妙円 奉修複大本 願主釈道念 画工加賀守家久筆 （別料紙） 享保拾三天｛戊／申｝六月十五日 （ママ） 表具修複 願主現住徹空諦道 表具屋京都竹中権兵衛 （別料紙） 天保十四年癸卯十一月十六日 （ママ） （ママ） 表具修複 法蔵寺見住祥空上人 発願主 二宮平兵衛春恵 表具師 鈴木治兵衛 |
| 備考 | 康安三年は康安元年（一三六一）の誤り。 康安三年の制作銘と永正一五年の修理銘は同紙・同筆。永正一五年の修理銘が書かれた際、原本にあった裏書を「本云」とした。 なお銘より三河守浄覚が康安元年に制作したと考えられるが、文明五年（一四七三）の年紀をもつ善性寺本にも浄覚の名が見られることなど制作年代については疑問が残る。 |
| 参考文献 | 『京都・永観堂禅林寺の名宝』展図録（大阪市立美術館・東武美術館、一九九六年）／小山正文「光明本尊の一考察―愛知・法蔵寺本をめぐりて―」（大遠忌記念出版『佛光寺の歴史と文化』編集委員会『佛光寺の歴史と文化』 法蔵館、二〇一一年） |