前言

本データベースは、松島健氏のご遺族である河合正朝氏から寄贈された資料の目録です。松島氏は東京国立博物館を経て1973年から96年まで23年間にわたって文化庁に在籍したのち、98年に亡くなるまで東京国立文化財研究所情報資料部長を務めました。長らく文化財行政に携わり、生涯に亘って日本彫刻史の研究に取り組んだ松島氏が遺した資料群には、全国各地の仏教彫刻に関する調書や修理報告書など、極めて貴重な資料が含まれています。それらの中から本データベースでは修理関係(468件)および長野県内の彫刻調査の資料目録(46件)を公開し、その他の目録も随時追加していく予定です。

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