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第37回文化財の保存及び修復に関する国際研究集会
「かたち」再考 ―開かれた語りのために―
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1 月10 日(金)  10:00 ― 16:50
10:10-10:50 趣旨説明 皿井 舞(日本彫刻史、東京文化財研究所;東文研)
基調講演 対談
10:55-11:45 生まれてくる<かたち> イケムラ レイコ(アーティスト)
田中 淳(日本近代絵画史、東文研)
Session 1 : 群れとしての「かたち」
13:00-13:10 趣旨説明 江村 知子(日本絵画史、東文研)
発表
13:10-13:40 先史時代からみた「かたち」の概念─土偶や縄文時代の遺物の観察を通して サイモン・ケイナー(考古学、セインズベリー日本藝術研究所)
13:40-14:10 「くり返す」 ということ─音楽の 「かたち」 と変化する伝承 高桑 いづみ
(日本音楽史、東文研)
14:20-14:50 蟠龍図の「かたち」と行為 ユキオ・リピット
(日本絵画史、ハーバード大学)
14:50-15:20 近代日本の行在所にみる様式の創造 小沢 朝江
(日本建築史、東海大学)
討議
15:40-16:40 司会:江村 知子(東文研)+荒川 正明(日本工芸史、学習院大学)
レセプション 18:00-20:00(東文研地下ロビー)

1 月11 日(土) 9:30 ― 17:50
Session 2 : 個としての「かたち」
9:30-9:40 趣旨説明 塩谷 純(日本近代絵画史、東文研)
発表
9:40-10:10 美麗の術─国宝千手観音像の場合 小林 達朗
(日本絵画史、東文研)
10:10-10:40 「かたち」 への挑戦─岡田三郎助と藤田嗣治 内呂 博之
(修復家、ポーラ美術館)
10:50-11:20 ポロックをポロックとして見る─ジャクソン・ポロックのオールオーヴァーのポード絵画 大島 徹也
(西洋近現代美術史、愛知県美術館)
11:20-11:50 歌の〈かたち〉─源俊頼の方法 渡部 泰明
(和歌文学、東京大学)
討議
12:00-13:00 司会:塩谷 純(東文研)+藤川 哲(現代美術史、山口大学)

Session 3 : 「かたち」を支えるもの
14:10-14:20 趣旨説明 綿田 稔(日本絵画史、東文研)
発表
14:20-14:50 八幡縁起のローカリゼーション メラニー・トレーデ(日本絵画史、ハイデルベルグ大学)
14:50-15:20 器・社会的形態・文明の記憶
(通訳:藤村 真以、韓国光云大学)
崔 公鎬(韓国近代工芸史、韓国伝統文化大学校)
15:30-16:00 中国絵画史における「人格」と「かたち」─呉彬「山陰道上図巻」と価値評価の構造 塚本 麿充
(中国絵画史、東京国立博物館)
16:00-16:30 記憶のかたち─コスマ・ロッセッリ『人工記憶の宝庫』(1579 年)における天国と地獄の表象 桑木野 幸司
(西洋美術・建築・庭園史、大阪大学)
討議
16:40-17:40 司会:綿田 稔(東文研)+佐藤 直樹(西洋美術史、東京芸術大学)

1 月12 日(日) 10:00 ― 12:00
ラウンドテーブル(総合討議)
10:00-12:00 司会:田中 淳+山梨 絵美子(東文研)
会場:東京文化財研究所会議室
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