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黒田の筆触に迫る
-作品のタッチから見えるもの-

作品のタッチ(筆触)には画家の身体の動きが感じられるとともに、目指す絵画表現をうかがうことができます。油彩画では絵の具の粘性を活かし、描く対象の質感を再現する表現を試みたり、平滑な表面をつくり、油の透明性を活かして写真のようなイリュージョンを求めたりすることが可能です。黒田清輝のタッチから、どのような表現への追求が見えてくるでしょうか。東京文化財研究所では黒田記念館の作品をそうした観点から撮影し、順次、その画像を公開してまいります。
※画像及びタイトルをクリックすると高精細拡大画像が表示されます。(その他、黒田清輝作品一覧はこちら)
(写真撮影:城野誠治)
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