- 概要
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東京文化財研究所では、平成27年度(2015)に宗教法人高徳院からの委託を受け、「国宝銅造阿弥陀如来坐像の保存修理及び調査研究」を遂行しました。この事業の中では昭和34年の大修理以来55年ぶりに足場で囲い、状態記録とクリーニング、金属分析調査、気象環境調査、常時微動測定、免震装置調査、高精細写真撮影を行いました。
特に凸版印刷株式会社(現・TOPPAN ホールディングス株式会社)によって撮影された高精細写真については、貴重な資料であることから、この度、その成果を東文研ウェブサイトにて公開いたします。
ご尊像の表面状態を多角的に高精細で撮影されたものであり、今後の歴史学・美術史学・金属工学・保存科学等の発展に資することを願っています。
https://www.tobunken.go.jp/kotoku-in/
令和6年8月1日(木)公開予定
研究利用・地域振興の目的とする場合は、無償でご利用いただけますが、論文等印刷物に挿図として掲載する際は、申請書を高徳院様へご提出いただいた上で、お使いいただけます。
また、商用目的での利用の場合も、高徳院様への申請が必要です。
〔担当〕
保存科学研究センター (早川典子)
文化財情報資料部 (小山田智寛)
電話:03-3823-2373
E-mail:zairyo_tobunken@nich.go.jp