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文化財って何? 東京文化財研究所の役割
 たとえば、博物館で大切に展示されている絵画やつぼ。修学旅行で行く京都の清水寺きよみずでらや奈良の法隆寺ほうりゅうじ。歴史や美術の教科書で見た 高松塚古墳たかまつづかこふん。平和のシンボルの広島原爆ひろしまげんばくドーム。日本中に伝えられている踊りやお祭り。
 これらの文化財は、私たちが暮らす地域や国の、これまでの歴史や文化を知るための重要な手がかりです。そして、いまも私たちの生活を豊かにしていて、新しい文化をつくり出すために必要なものです。
 しかし、文化財のなかには、すでに長い年月がたっているために、もとの姿が分からなくなっていたり、弱い材質で出来ているために失われようとしているものもあります。
日光東照宮
日光東照宮陽明門にっこうとうしょうぐうようめいもん調査ちょうさ
キトラ古墳
キトラ古墳こふん保存ほぞん修復しゅうふく
 東京文化財研究所の役割やくわり は、いろいろな方法で文化財の研究を行い、歴史的、文化的な価値を見直し、保存の方法を考え、それらの研究で知る事ができた情報を、後の人々に伝えることです。
 さらに、日本全国で文化財を保存する仕事をしている人々や、国や地方公共団体のために、協力をしています。また、世界各国の文化財の保護活動にも協力しています。
インワ・バガヤ僧院
ミャンマー・インワ・バガヤ僧院そういんでの研修けんしゅう
タネイ遺跡
カンボジア・タネイ遺跡いせきでの調査ちょうさ
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