タイトル:家庭での調理(21:20)
日時:1978年12月 沖縄・久高島

イラブー料理は、燻製にしたウミヘビを使った伝統料理で、特にイラブー汁が代表的な料理である。久高島では神聖な食材として扱われ、琉球王国の王族や神職にとって特別な食事とされてきた。王府解体後は、那覇の市場でも販売され、現在でも、沖縄の一部地域で伝統料理として提供されているが久高島では、家庭料理として食されている。この映像には、民宿の主人がイザイホーを撮影したカメラマン二人にイラブー汁をつくり、試食させる様子が記録されている。イラブー汁の材料は、昆布、大根、ソーキブニー(豚のあばら肉)である。イラブーをお湯で洗い柔らかくし、15センチほどの長さに切る。豚肉も湯で洗う。昆布と大根をゆで最後に合わせる。昔は、那覇市の市場でもイラブーは見かけたが、現在は料理をする家庭は少なくなっている。この映像は、久高島でイラブーがどのように料理されていたか知ることができ貴重な記録である。