十世紀から十四世紀までの絵画関係作品について、制作年代が明記される作品を対象にして、その賛文、奥書、銘記等の年紀資料を集成した。
1984年5月25日発行 本書は中央公論美術出版より市販されています。 内容序 |
室町時代の盛期にあたる15世紀の100年間(応永8年1401―明応9年1500)に、
主として日本で制作された絵画に記された銘記類のうち、年銘をともなうもの
833件(内訳:絵画725件、書蹟・典籍43件、その他65件)を翻刻し、年代順に
集成したもので、昭和59年刊行の『日本絵画史年紀資料集成 十~十四世紀』
の続篇である。「東アジアの美術に関する資料学的研究」の平成22年度の研究
成果報告書として刊行した。A5判720頁、2011年3月刊行、中央公論美術出
版より市販。内容は以下の通り。
2011年3月10日発行 本書は中央公論美術出版より市販されています。 内容亀井伸雄「はじめに」 |
関連データベース
年紀資料集成
https://www.tobunken.go.jp/materials/nenki
本データベースは、『日本絵画史年紀資料集成 十―十四世紀』(1979年)、『日本絵画史年紀資料集成 十五世紀』(2011年)に採録された年紀資料にもとづきつつ、さらに資料の収集をすすめたうえで、作品名・所蔵者名・銘文などの各項目内容から検索ができるように整えた。