【シリーズ】無形文化遺産と新型コロナウイルス
フォーラムⅣ「伝統芸能と新型コロナウイルス―これからの普及・継承―」のご案内

東京文化財研究所無形文化遺産部では、2020年春より、新型コロナウイルス禍が無形文化遺産に与える影響について継続的に情報収集・分析を行っています。また、古典芸能を中心とした伝統芸能に関わる人々には、新型コロナウイルス禍が、感染症拡大直後より大きな影響を与え続けていると考え、2020年9月にフォーラムⅠ「伝統芸能と新型コロナウイルス」、2021年12月にフォーラムⅢ「伝統芸能と新型コロナウイルス―Good Practiceとは何か―」を開催、報告書を刊行しました。今年も引き続き、フォーラムⅣ「伝統芸能と新型コロナウイルス―これからの普及・継承―」を開催する運びとなりましたので、ご案内申し上げます。

現在、緊急事態宣言が解除されているとはいえ、新型コロナウイルス感染症が完全に終息したとまでは言い切れず、古典芸能を中心とする伝統芸能は今なお影響を受け続けています。しかし一方で、伝統芸能は継承し続けなければ途絶えてしまいます。そして継承のためには普及が欠かせません。そこで今回のフォーラムでは、新型コロナウイルス禍を視界に入れつつ、改めて今後の伝統芸能の普及・継承をどのように推し進めていけばよいのか、当研究所の研究員からの報告に加え、様々な立場で伝統芸能の普及・継承に取り組んでいる方々にご登壇いただき、伝統芸能のこれからの普及・継承について考えたいと思います。

つきましては、お忙しいこととは存じますが、当日会場にお運びいただき、ご教示、ご鞭撻いただければ幸甚に存じます。

なお、本フォーラムは、新型コロナウイルス感染症予防のため、申込み先着順で50名を定員(通常約110名収容)による参加を予定しております(感染状況により変更の可能性があります)。どうぞお早目の申し込みをお願い申し上げます。

申し込み方法
【申込期間】 令和4年10月24日(月)~11月14日(月)【定員50名・先着順】
必要事項(①氏名 ②住所 ③メールアドレスもしくはFAX番号)をご記入の上、
E-mail(mukei_tobunken@nich.go.jp)またはFAX(03-3823-4854)でお申込みください。

【問合わせ先】東京文化財研究所 無形文化遺産部
E-mail:mukei_tobunken@nich.go.jp TEL:03-3823-2435(担当:前原)