第17回公開学術講座「宮薗節の魅力を探る」は2023年11月22日(水)、当研究所で開催されました。
詞章・文化史・資料アーカイブなど様々な視点からの発表、宮薗節演奏の第一人者である宮薗千碌師・千佳寿弥師の貴重なお話をうかがう座談会、当研究所で継続的に収録している実演記録の抜粋上映、体験や展示コーナーを企画し、宮薗節の多様な魅力を発信する機会となりました。

プログラム

  • 発表
    「宮薗節の発生-詞章を手掛かりに-」古川 諒太(東京大学大学院博士後期課程)
    「雑誌「古曲」にみる宮薗節-昭和30、40年代の盛り上がり-」半戸 文(しょうけい館戦傷病者資料館)
    「宮薗節の音声資料」飯島 満(東京文化財研究所)
    「『夕霧』からみる宮薗節とその周辺」鎌田 紗弓(東京文化財研究所)
    「『夕霧』からみる宮薗節の内側」前原 恵美(東京文化財研究所)
  • 実  演
    インタビュー「ミニ体験で「宮薗三味線」を探る」竹内康雄(竹うち三味線店)
  • 座 談 会
    「宮薗千碌さん・千佳寿弥さんに聞く」宮薗 千碌、宮薗 千佳寿弥(以上、国の重要無形文化財「宮薗節」保持者[各個認定])、前原 恵美、鎌田 紗弓

映 像 ※下記については映像も公開しています