【加害対象物】
動植物標本
【被害の状態】
食害
【加害するステージ】
幼虫
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【分布】
汎世界中
【形態的特徴】
赤みを帯びた黒色の甲虫。2.5mm~3mmほど。背面が卵型の特徴的な形をしている。羽が癒合しており飛ぶことができない。羽はツルっとしており光沢がある。
【生態・加害の特徴】
動植物標本に成虫が卵を産み付け、幼虫が食害を行う。食害の程度はあまりひどくはない。
【予防と管理上の注意点】
同窓物標本のそばで餌となるようなものを置いておかない。物理的な防除をし、成虫の侵入を防ぐ。
【対処】
文化財の材質によってガス燻蒸、低酸素、二酸化炭素、低温、高温処理を行う。