高温処理
熱をかけて昆虫を死滅させる。
<方法>
  1. 水分バリア性の袋に資料を入れる。
  2. 密閉し、資料全体が55℃~60℃の状態で1時間以上継続する。
  3. 温度を下げ、資料全体が完全に常温になってから袋から取り出す。
    ※資料が乾燥するので使用できるものが限られる。
  4. 海外での事例はあるが日本での事例はほとんどない。
  5. 文化財自体ではないものに使用する例などがある。