【加害対象物】
竹材、木材
【被害の状態】
食害
【加害するステージ】
幼虫
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【分布】
日本全土、朝鮮半島、中国
【形態的特徴】
体長13~17mmの甲虫。頭部は黒い。胸部は赤地に黒い紋がある。羽(前翅)は鮮やかな赤色でたまに黒い紋がある個体がいる。触角は体と同じくらいの長さ。
【生態・加害の特徴】
幼虫は竹材に穿孔して食害を行う。成虫は枯れた竹の裂け目に卵を産む。竹材が製品になってから入ってくることはほとんどない。
【対処】
文化財の材質によってガス燻蒸、低酸素、二酸化炭素、低温、高温処理を行う。
【東文研登録遺伝子】
BOLD SYSTEM:
CDBLM006-19
CDBLM007-19
【参考資料】
関連論文:
・ | 竹材から得たフラスを用いて加害種を特定する分子生物学的手法の確立(2022) |
篠崎(矢花)聡子・小峰幸夫・島田潤・佐藤嘉則 |
『保存科学』61号、pp. 1-12 |