刊行にあたって |
渡邊明義 |
序にかえて |
渡邊明義 |
この本のなりたちについて |
山梨絵美子・津田徹英 |
基調講演 |
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うごく モノ-時間・空間・コンテクスト |
鈴木廣之 |
第一セッション モノの年輪 |
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趣旨説明 |
勝木言一郎 |
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〈辻が花〉裂四百年の伝歴―世俗の衣服から博物館の収蔵品へ― |
テリ・五月・ミルハプト |
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神代石の収集 |
内田好昭 |
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題跋の追加とその価値 |
松原茂 |
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植民地朝鮮に〈日本の古代〉を収集する―東京人類学会と比較文化的枠組み |
裵 炯 逸 |
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皇帝コレクションから国宝へ―中国美術と国立故宮博物院の創設 |
石 守 謙 |
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討議1 |
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第二セッション モノの旅行記 |
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趣旨説明 |
塩谷純 |
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《ゲルニカ》のオデュッセイア |
林道郎 |
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アメリカにおける羅漢図―大徳寺五百羅漢図の旅 |
グレゴリー・P・レヴィン |
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ストックホルムから東京へ―二〇世紀初頭、中国古画の国際市場における
E.A.スツラヘルネクの二つのコレクション |
洪再新 |
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旅の記憶―輸出漆器の居場所 |
山崎剛 |
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作品のアイデンティティと画家の実存―西金居士筆、張思恭筆とされる仏画の場合 |
井手誠之輔 |
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芸能における「移動」の意味―民俗芸能の場合を中心に |
宮田繁幸 |
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都鄙の振幅―青木繁の場合 |
田中淳 |
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討議2 |
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第三セッション モノと人の力学 |
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趣旨説明 |
津田徹英 |
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敦煌大仏の生命-コンテクストの変化と機能の変化 |
寧 強 |
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憧憬のなかの京都:うごく〈モノ情報〉と価値形成―日本中世の土師器における |
中井敦史 |
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八重山ミンサー―沖縄南方の木綿細帯とその用途・階級・意味を超越した変容 |
アマンダ・スティンチカム |
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とこしえに地上から消えた千島アイヌとその文化-日本人が自ら葬り去った異文化 |
佐々木利和 |
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セヴェラルネス(事物の多様性を可能にする転用過程のメカニズム)
―歴史的住居の転用研究から |
中谷礼仁 |
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「日常性への下降」から「芸術性への上昇」へ
―赤瀬川原平・他《模型千円札事件》における作品空間の生成と移動 |
富井玲子 |
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討議3 |
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