![]() 編集にあたっては、各美術団体・展覧会の史料編纂や先行研究においてすでにデータが整理されているものについてはそれを利用もしくは参照したが、原則として開催時の出品目録・図録を典拠として用いた。ただしそれらの資料を欠くか、もしくは未見の場合は開催時の新聞・雑誌に掲載された展評を典拠とした。その結果、作品件数にして69,928件のデータを収め、また各展覧会についての解題や、本書に収録したデータを作家名ごとに編集した「昭和期美術展覧会出品作家一覧[戦前編]」を付して複数の展覧会にまたがる出品状況も一覧できるなど、昭和前期の術を総覧できる基礎資料集となっている。 出品目録を収録した美術展覧会、およびその解題執筆者の一覧は下記の通りである。 2006年5月20日発行 出品目録を収録した美術展覧会、およびその解題執筆者の一覧帝展・新文展 田中淳(東京文化財研究所)・敷田弘子(東京芸術大学大学美術館) 本書は中央公論美術出版より市販されています。 |