概要 | |
指定名称 | 舞妓 |
員数 | 1面 |
品質 | カンバス・油彩 |
法量 | 縦80.4cm×横65.3cm |
制作年代 | 明治26年(1893) |
指定 | 重要文化財(1968年4月25日) |
所蔵 | 東京国立博物館 |
《舞妓》は、1893(明治26)年夏に9年におよぶフランス留学から帰国した黒田清輝が、同年秋に滞在した京都で見た舞妓をモデルに描いた作品です。海外帰りの上に、初めて京都を訪れた黒田にとって、舞妓は「奇麗な触はったら壊はれさうな、一つの飾り物だと云ふ何しろ珍しくてたまらない様な感じ」を起こす存在でした。奔放な筆遣いや鮮やかな色彩にも、会心のモデルを得て踊る心が表れているようです。
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