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第4回美術部公開学術講座

1969年12月3日(土)
午後1時30分~午後4時30分
会場 日本経済新聞社小ホール

藤原仏画の展開
柳澤 孝
10世紀から12世紀までの約300年にわたる仏教絵画の主要遺品を中心として、その様式的特色と展開とに関し、スライドを用いて概要を述べた。


明治の彫塑
中村 伝三郎
江戸時代から明治が継承した伝統彫刻の復古、改新蘇生の過程をタテの系譜とし、明治9年工部美術学校が創設され、その彫刻学科に於て西洋技法(彫塑)と精神との移植が行われてからの流れをヨコの作用とみて、この両者が如何に接触交響しあって発展してきたかの明治彫塑の史的展開について、その概要を75枚を用いて説述した。

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